這いよれ|パピレス電子書籍・パピレスのレンタル Renta

這いよれ

 

這いよれ!サD子さんはタイトルを見てもわかる通り「貞子」のパロディです。この作品も無料で読むことができます。

 

貞子と書いてサダコと読みます。このキーワードを見て、ああっと思うのは、けっこうなオジサンの証拠かなと思います。少なくとも昭和生まれであることは確かでしょう。この昭和、平成の境目というのは、近年とみに強調されるべき場所だと思います。なにせ現代の大学生は全員平成生まれです。平成生まれのサラリーマンも登場しているような時代です。

 

貞子は90年代末にヒットしたサイコ映画「リング」「らせん」に出てくるキャラクターです。

 

長髪の髪の毛、白い長襦袢姿でずぶ濡れの貞子がテレビのモニターからはい出てくる姿が恐怖を与えました。当時のテレビは液晶ではなくブラウン管が主体でした。ブラウン管のテレビは奥行きがあるので、テレビの中に何かが詰まっているというイマジネーションがわきます。

 

そのような時代だからこそ貞子のイメージが認知されたのだと思います。そんな貞子がエロティックになったらどうなるか、そんな問いかけが這いよれ!サD子さんにはあります。

 

町中でDVDを拾った主人公の男の子は何気なく再生すると、そこには怨霊の女の子がいます。最初は貞子かと怯える主人公ですがよくよく見てみるとけっこうかわいいと思うようになります。

 

幽霊の女の子というのは、色白でしとやかな印象もあるので、おっとりした女性がタイプの人間にはストライクに入るのかもしれません。

 

さらに抱きしめたらちょっとしっとりしてそうなんて妄想がどんどん広がっていきますね。あとは幸薄い顔というのは意外とファンが多いものです。

 

這いよれ!サD子さんもそんなキャラクターかと思いきやちょっとユーモラスな印象もある。なぜなら、サD子さんは太りすぎて画面から出られないという状態に置かれているのです。

 

井伏鱒二の「山椒魚」のようなテーマですが、そこから出るにはダイエットが必要でしばらく時間がかかる。画面の中に嵌めこまれてムチムチの状態のサD子さんはけっこうな巨乳キャラというのも惹かれます。そんな女の子が目の前にいて苦しそうにしているとなれば、ヤルことは一つしかありません

 

普段画面越しにアダルトDVDを眺めているようなフレームに、幽霊とはいえ生身の女性がいるのですから、ちょっとエロティックな欲望を投影してしまうことは必然とも言えるでしょう。幽霊だけれどもキチンと感じてしまうサD子さんもかわいらしいものがありますね。