ONE PIECE|パピレス電子書籍・パピレスのレンタル Renta

大人もハマる「ONE PIECE」

ONE PIECEは『週刊少年ジャンプ』で連載されている冒険漫画です。ゲームやアニメや映画などさまざまなメディアミックスがなされているので名前くらいは聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。パピレスでも読むことができます。

 

ONE PIECEの主人公はルフィです。彼が出会う仲間との友情の記録というのが本作のメインテーマです。喧嘩も時にはするけれども、時に対立することもあるけれども、決して途切れることのない仲間の絆というのが作品に描かれている。

 

それゆえに、戦いがあっても、どこかさわやかな印象も残ります。

 

作品のタイトルになっているONE PIECEというのは、ひとつにつながっている宝という意味があります。かつて伝説の海賊が残した宝をめぐってルフィをはじめ、多くの海賊たちがしのぎをけずるのです。一つのモノ、財宝、財産をめぐってバトルを繰り広げる世界となると血なまぐさいイメージもあるかもしれませんが、絵柄はファンタジーに満ち満ちているので、むしろ少年時代の冒険気分のような気分が蘇ります。舞台が、どこまでも拡がる海を舞台にしているというのも、物語の自由度の高さをうかがえます。ONE PIECEは子供も夢中になりますが大人もハマれる作品になっています。老翁として名を馳せた名随筆家の草森紳一さんもハマっていたといいますから、その世代の広さが知れるのではないでしょうか。

 

ONE PIECEの世界は、すべての世界が加盟する世界政府が実現してします。それは、すべての世界が統一された平和な世界、永遠に戦争が起こらない世界が達成されているかと思いきや世界政府の内部の格差、現在で言えば上流下流、経済格差の問題が起こっています。そこには領土問題や人種差別の問題も残っています。そういった社会的なテーマも扱っているからこそ大人にも読みうる作品になっています。

 

この漫画は、出版のさまざまな歴史を塗り替えました。単行本では一番発行部数が高いもので405万部が出ています。この数字が出版不況の今、どれだけすごいかと言えば、普通の活字の単行本の場合、初版(最初に刷る部数)が多くて1万部です。これも名前の通った作家でそうであり、無名な人間は3千部や5千部といった数字がやっとです。そして増刷がかかることもなく、その部数で埋もれていってしまう。そういった世界の中で快進撃を続けるONE PIECEは、なにはともあれ「元気のある作品」であり読めば「元気になる」作品であることには違いないでしょう。