進撃の巨人|パピレス電子書籍・パピレスのレンタル Renta

進撃の巨人〜巨人はどこからきたのか?〜

進撃の巨人は、2009年より講談社の『別冊少年マガジン』で連載されている漫画作品です。この作品もパピレスで読むことができます。

 

進撃の巨人を取り巻く世界観はいたってシンプルです。
それは過去なのか未来なのかわからない世界、ある日突然に巨人が現れます。その巨人は誰が作り上げたのか、どこからやってきたのかその設定は一番の謎になっています。それは現在に至るまで明かされていません。

 

巨人の襲撃から身をかわした人類は壁を作りその中で一応の平和な暮らしを得ます。その中で生を受けたエレン・イェーガーが主人公となります。好奇心旺盛なイェーガーは、壁の外にも世界があることを知り、その先を知りたいと渇望するようになります。そこには何があるのか、巨人はどこにいて、どこからやってくるのか。その為、壁の外へ飛び出す調査団へ志願しようとします。

 

その時、再び巨人が攻めていって来る。その攻撃で母親を殺されてしまうという悲惨な目に遭遇してしまう。少年漫画で実の親の死が描かれることは、あまり多くないのではないでしょうか。このように進撃の巨人には残酷な描写が多く登場します。

 

それは、その分リアリティのあるストーリーになっているということです。単なるスプラッタではいずれ飽きられてしまう。その前に、しっかりと世界観の構築がなされているのです。親の死をきっかけに巨人を倒すために、イェーガーは第104期訓練兵団へと入隊する。そこで、同じ目的を持つ仲間たちと出会うことになります。

 

さらに世界では巨人を襲う巨人、巨人同志の戦いも勃発する。世界が再び危機に立たされようとする時、イェーガーは自ら巨人となり、新たな戦いに挑んで行くというのが物語のストーリーのおおまかな部分になります。

 

 

この物語は年代も明らかにされていなければ、世界のどこであるかも明らかにされていません。登場人物の名前はファンタジー要素が強いものですが、世界の設定は荒廃がデフォルトとされている。壁の中は平和であるが退屈である、そして壁の外には危機がある。その危機は何者によってもたらすものであるかはわからない。

 

これは、かつてジョージ・オーウェルが小説「1984年」で描いた監視社会の総体、恐怖というべきものの総称としてのビッグブラザーのようでもあります。村上春樹が「1Q84」で援用したことでも話題となりました。人間の意識というべきものが、この漫画の主題にはあるのかもしれません。